ゆうきーりんりんーるりのいろー

2歳の小さな女の子から誕生日プレゼントをもらった。

愛らしい声で、はにかみながら、

「はっぴーばぁすでーつーゆー♪」と歌い、

「どうぞー」と手渡してくれた。

可愛らしいカラフルな靴下だった。

じいちゃんが履いてもいいのかな?と思ったが、挑戦してみよう。


僕のことをママの真似をして「しゃちょー」と呼ぶ。

「じいちゃーん」ではなく「しゃちょー」。

なんだか不思議な感じで、なぜか少し照れるが、

2歳の女の子の「しゃちょー」はとてもいい。心も体も緩む。


彼女の名前はるりちゃん。

なので、彼女に会うといつも頭のなかでこんな歌が流れる。

「ゆうきーりんりんーるりのいろー♪」

「ぼぼぼくらはーしょうねんたんていだーん♪」

若い人は知らないだろうな。

この歌は昔から僕に勇気や元気や弾みをくれる。


ありがとーーーゆうきりんりんのるりちゃん。

↓彩雲
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