25年つけていた指輪が、入らなくなった日

スリランカで掘り当てた、アレキサンドライトキャッツ。

リングにして、ずっとつけていた。

気がつけば、もう二十五年近い。

自分でも、びっくりする長さだ。

よく、行方不明にならずにいてくれた。

 

だけど、一週間前から、きつくなった。

それでも、はめた。

三日前から、油をつけないと抜けなくなった。

そして、今日。

無理やりはめたら、指がへこんだ。

リングの周りの肉が、赤く盛り上がった。

油をつけて、あわてて外した。

 

今、サイズ直しは、けっこう高い。

お小遣いを貯めてから、直すしかない。

二十五年、毎日つけていた。

だから、ないと、指が寂しい。

机の中を探った。

ラピスラズリのシルバーリングが、あった。

つけてみると、ぴったりだった。

これも、二十年以上前につくったもの。

お小遣いが貯まるまで、

しばらく、お世話になろうと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

世話になろうと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

窓を開けたら、すぐ目の前に桜。

今年も咲いた。

暖かくなるぞの合図。

なのに、風邪を引いた。

喉がいがいがする。

なかなか治らない。

けっこう暖かくなったのに、

体が寒いと言ってくる。

背中にホッカイロを貼った。

それから、いつもの朝のコーヒーショップに行った。

二時間くらい経って、

背中にじわじわと汗が出てきた。

ま、いいか。

と思って、そのままにした。

コーヒーのおかわりをするために、

席を立ち、カウンターに並んだ。

そのときだった。

ホッカイロが、背中から落ちた。

気づかなかった。

「落ちましたよ」

後ろに並んでいた女性に、教えてもらった。

恥ずかしかった。。。。

 

 

 

孫とじいちゃん

孫二人と、きのう焼肉を食べた。

男の子の孫は、大学二年生。

女の子の方は、高校二年生になる。

今年二回目の、焼肉座談会。


女の子は、幼い頃をほとんど覚えていない。

僕の仕事机の前で、よく絵を描いていた。

地下鉄に乗って、あちこちぶらぶらした。

即興の歌を、ふたりで歌った。

だが、記憶にないらしい……。

「あの頃の孫は、もういない」

そう言うと、

「今の私が、目の前にいるでしょ」

こう返ってきた。

男の子の方は、覚えていた。

かなり幼い頃のことまで。

彼が五歳頃だったと思う。

お店に飾ってあった、白いくまさんのぬいぐるみ。

孫は気に入ったみたいで、ふたつ買って、

「くまきち」という名前をつけた。

ひとつは、今でも僕が座るソファにいる。

もうひとつの、孫のくまきちは、もういない。

十五年以上も前のこと。

それが普通。


思い出になるものを、なかなか捨てられない。

僕のくまきちは、ずっとそばにいると思う。

「今度は、昔ふたりで行った、あの焼肉屋さんにしよう」

男の子が、最後に言った。

「うん。わかった」

楽しみだ。

やっぱり、これ

一人で暮らすようになって、もう何年か。

掃除に、洗濯に、炊事に、仕事。

ずいぶん慣れた。

 

圧力鍋、フル稼働。

発芽玄米。

大根の煮付け。

肉じゃが。

そのあと、カレー。

うまいな……。

悪くない。

ときどき失敗するが、総評はこれ。

 

ときどき、ふるさとのお好み焼きをつくる。

ライスペーパー。

キャベツ。

豚肉。

真ん中に卵。

最後に、オタフクソースとマヨネーズ。

全行程、十五分。


六十年、食っている。

やっぱり、これがいちばんおいしい。

 

「風羅」ーFuuLa

二十五年前に、知り合った姉弟
二人は中国人で、石の仕事を一緒にやった。
今、僕はおじいちゃんになって、彼らは、おばさんとおじさんになった。
人はみんな年を取ることを実感する。

姉は今、京都に家族で住んでいる。
先日、真言宗御室派の総本山仁和寺の近くに、お店をオープンした。
そして、「見に来て」と言われたので、見に行った。

扱う商品は、天然石ビーズと手づくりアクセサリー。
他には革細工のお財布や有田焼の陶器、今治タオルもある。
それからアクセサリー制作教室なども行ってる。

何屋さんて言えばいいのだろう?

姉の名は、しんしん。
弟はけんちゃん。
もう一人、パートナーのちんさん。
三人が共同運営するお店の名前は、

「風羅」ーFuuLa

広くて、天井も高くて、窓がいっぱいで、とても落ち着ける空間。

商品は、手のぬくもりが詰まっている。
アクセサリーを作ったり、教えたり。
そんな、ちょっと不思議であったかいお店。

 

夜は、二人にごちそうしてもらいました。
ありがとう。

京都観光の折には、ぜひお立ち寄りを。

「風羅」
京都市右京区宇多野馬場町10番2番地
TEL 075-354-6290

 

lokicrystal.shop

入口の看板

仁和寺の境内にある五重塔。けんちゃんとお参り。

仁和寺の水かけ不動明王

柄杓(ひしゃく)で水をかけながらお参りすることで、
「身や心の穢れを洗い清め、願いを清らかに届ける」という信仰がある。
特に、厄除け・開運・心願成就のご利益がある。

仁和寺で太陽をバックに凛々しいけんちゃんの横顔。でもおなかはポンポコリン。

 

京都を出て、ふるさと広島へ。ここは平和公園。対岸で水辺のコンサート。

澄み切ったコーラスの歌声と優しい歌詞に、思わずほろっ。

クルックラー(女神)

この女神、他人の心を思うようにできるみたい。

クルックラー

クルックラーは阿弥陀如来の部族に属する女神です。

この女神の陀羅尼(だらに)は、増益、つまり、他人の心を自分の思うようにしたいと望むときとか、蛇に咬まれたときの呪文として用いられました。
二臂、四臂、六臂、あるいは八臂を有します。

踊りのポーズである半跏坐の姿をとり、矢をつがえています。右手には鉤、左手には蓮華を持っています。

クルックラーは後期密教で盛んに信仰された尊格で、弘法大師によって中期密教までが伝わった日本ではほとんど知られていません。

 

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ブラブラ

またやってしまった。

加減を考えないと、とはいつも思うのだけど、ついついやり過ぎてしまう。

てづくりアクセサリーのつくり過ぎ。

パソコンとカメラで指の使い過ぎ。

肩こりが酷い。

手が痛い。

こういうことにならないですむ仕事時間が年々すくなくなっていく。

原因は仕事時間ではなくて年齢ってことか・・・

でも、もう少し頑張りたいので、肩凝りをほぐすマッサージ機を買った。

あと、手のひらを包むように揉んでくれる機器も買った。

もうすぐ届く。

どうか効きますように。

今日は仕事をさぼって、手ではなくて足を使って、仙台の街中をブラブラしようと思う。

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