世界は狭くなった














世界園芸博覧会に参加しているケダーさんに会いに、
中国の青島に行ってきた。

この博覧会はミニ万博ようなもので、18カ国が参加している。
日本館もあったが、日本風の家屋だけ、なんの展示もしていなかった。

ケダーさんはネパール館の館長さんで総責任者。

タンカ(仏画)や仏像、ジュエリーや雑貨など、ネパール独特の魅力的な商品がいっぱい展示してあった。

なぜか私はネパール文化に惹かれる。

1970年に開催された大阪万博、それ以降5年に一度開催される万博博覧会にすべて参加してきたケダーさんがこう言った。

「世界はほんとうに狭くなった」

言語や生活習慣、環境などの違いは、以前ほど大きな壁ではなくなったということだろうか。

違いを受け入れられず争う人たちもいる一方で、違いを受け入れもっと楽しもうとする人も増えているのだと思う。

今回、青島には中国の友人虔さんと一緒に行ったのだが、
ネパール人と中国人と日本人、私たち3人の会話は日本語だ。
(私は日本語しか喋れない)

ケダーさんに彩雲オリジナルのタンカ制作をお願いしてきました。
遅くても年内には届くと思います。楽しみにしていてくださいね。