仏教の教えが書かれた「経典」は、
なんと84000種類もあるといわれています。
仏教が世界に広まるにつれ、
書かれていたものが、他の言語に訳され、
解釈の違いもあってこんなに増えたようです。
84000という数字はつまり把握しきれない、
正確にはわからないけれど、
とにかくたくさんあるということですね。
仏陀によるオリジナルな仏教は、長い時間を経て、
遠くへ、色んな国へ流れていき、
それぞれの土地の文化や風土や生活様式と混ざりあって
どんどん変容していった。
たとえば、同じ大乗仏教と呼ばれても
日本と中国とチベットの仏教はまったく違います。
僕はこの違いが好きみたいです。
仏教はたくさんの枝をつけた一本の大きな木のようなもの。
枝の数は多くても根っこはひとつ。
個別的な仏教。それぞれに個性的な仏教。
翡翠の彫刻ペンダント載せました。
http://hyakka-saiun.com/?mode=cate&cbid=1316936&csid=1&sort=n