もどってきました

4泊5日の中国の買い付けから9日に戻ってきた。

中国では、いつものホテルに泊まり、

朝6時に起きて近くの公園を散歩し、

それから7時半オープンのスタバに行ってカフェラテを飲み、

浅田次郎の「わが心のジェニファー」を読んだ。

石の市場は10時頃から始まるので、

それに間に合うようにスタバを出て、てくてくと25分くらい歩く。

少し前までは、朝の10時から7時頃まで、

商品の買い付けの為に、ほんの少しのコーヒータイムだけで、

お昼も食べずに市場を歩き回っていた。

でも最近はそれができなくなった。体力が持たないので、

ちゃんとお昼ご飯を食べて、休憩もゆっくり取るようになった。

お昼は牛肉入りラーメン約350円、

休憩はコーヒーとチョコレートケーキ約900円、

そして夜はチキン定食約450円を食べた。

コーヒーとケーキは少し高めだが、中国料理は安くて旨い。


1泊2日で温州からケンちゃんが来てくれた。

彩雲の新商品の打ち合わせのために来たことになっているが、

ほんとうは、

中国に一人で買い付けをしている僕が心配で様子を見に来たようだ。

心配してくれてありがとうケンちゃん。


ケンちゃんの来た日の晩御飯は贅沢をした。

テラスのあるレストランで、鳩の揚げ、豚の角煮、魚の煮付け、

青野菜の炒め、帆立のガーリック炒めを食べた。

ここで一番おいしいのは揚げ鳩。絶品だ。

二人で約7000円。ケンちゃんがおごってくれた。


すこし嬉しいことがあった。

2日目の朝のスタバでのこと、

注文カウンターで順番を待っていると、

若い女性が僕の前に割り込んできた。

気の弱い僕は何も言えなかったのだが、

レジを打っていた女性の店員さんが中国語で

「ダメ!後ろに下がって」というような注意をし、

割り込んだ女性は気まずそうに下がっていった。

そして僕の注文をとってくれたのだが、

渡されたカフェラテの紙コップには、

「お客様  ありがとう」と日本語で書いてあった。


今回の買い付けはよかった。

掘り出し物は市場のメイン通りにはなく、

迷路のように入り組んだ細い道沿いの露店にある。

僕は方向音痴だが、なぜか迷路が好きだ。

ときどきどこにいるのかわからなくなるが、最後は目的地につく。

4日間で約80000歩あるき、

ラピスラズリ如意輪観音

血檀の十一面千手観音

水晶の金剛薩埵、あといろいろ見つけた。

少しずつ彩雲のホームページに掲載します。
http://hyakka-saiun.com/