あと二日で2018年になる。
やはり速い。1年があっという間に過ぎ去る。
若い頃は「のろりのろり」と時間が去っていったが、
40あたりから「すたこら」と時間が流れ出し、
今は翔ぶが如く「びゅーん」になった。
そのうち伸ばしがなくなり「びゅん!」になるのだろうか。
注意深く、自身の今年一年を振り返り、観察してみると、
なにもなく平坦な一年だったわけでなく、
それなりに悲喜交々があった。
悩んだり苦しんだり、泣いたり笑ったり、ドキドキもワクワクもあった。
でも時間は「びゅーん」だった。
だから出来事と時間の速さは無関係だと思う。
例えて言うとこんな感覚がある。
僕の体の中に時計が組み込まれていて、
その時計の秒針がチッチッチッチッと微かな音を立てて動いている。
僕は多くの時間、このチッチッチッチッを感じていて、
だから、自分の内では時間は、「ゆったり」と流れている。
若い頃には、こんな感覚はなく
、
外の時間に追い立てられ、捲し立てられ、
いつも忙しく感じていたように思う。
だから、自分の内での時間はいつも「せかせか」と動いていた。
内で「ゆったり」なら、一年は「びゅーん」になり、
内で「せかせか」なら、一年は「のろりのろり」になる。の法則発見。
年を重ねればたぶん誰でも1年は速くなる。
もし若い頃、体の中の時計を見つけられたら
、
時間は「びゅーん」になるが、
人生はもっと充実するように思える。確信はないが。
みなさま、今年一年ありがとうございました。
良いお年をお迎えください。