図書館に行って量子力学をベースにした生き方を説く本を借りて読んだ。
難しくなくて、やさしくわかりやすく説明している。
簡単に言うと、こんなことが書いてある。
すべてのものは同じものからできている。
人や動物や植物など生きているものも、
机や椅子やガラスなど人間がつくった生きていないものも、
空気も水も光も、そして、人の意志とか感情も、
すべて同じもの、素粒子(量子)と言われるものが集まってできている。
素粒子は、この世の最も小さな物質で、粒と波の2つの性質を持っていて、
まるで生きているかのように振る舞う。
素粒子の動きは従来の物理法則のニュートン物理学では予測できない。
こっちと思えばあっち。ここと思えばあそこにも。
素粒子には時間の概念がないらしい。
そして別々の場所に同時に存在することができるらしい。
だから過去にも未来にも自由に行ける。
別の自分がいる、たくさんのパラレルワールドに瞬時に移行する。
ということらしい。
正直に言えば、この辺の話はよくわからない。
でもなんとなくだがわかるような気がする。
こんな素粒子が集まって、原子分子になって、細胞になって、臓器になって、手や足や爪や髪になって、
人間となって、生きている。
どこをとっても素粒子から出来ているのはわかったが、
どうやって心ができて人間になるのかはわからない。
人の感情も想いも素粒子からできているので、それは波となって伝播する。
だから以心伝心やテレパシーと言われるものは本当にある。
相手が受け取るかどうかだが想いはちゃんと伝わっている。
同じ想いは共鳴共振する。
その人が放つ波動に応じたパラレルワールドに移行し、
同じ波動をもつ人と関わり、それに応じた出来事が生じる。
例えば幸せの想いをもっている人は、同じような人と関わりをもち、
幸せの出来事が起き、
不安や心配でいっぱいになった人は、やはり同じような人と関わり、
不安や心配が的中する出来事が起こる。
想いは普段は波(波動)だが、観測したり意識を向けると粒になり、
具体的にそれを形成していく。
例えば自分は幸せだと思っていると幸せを形成し、
不幸だと思っていると不幸を形成する。
こうなりたい、こうしたいという想いも本音(潜在意識)通りに、
具体的にカタチになっていく。
本にはこのようなことが書いてあった。
これらはすべて科学が根拠になっていて、ほんとうだよと言っている。
すべては自分の想い次第というのは面白いとも思うし怖くもある。
心は一定ではなくあっちこっち行くし制御しづらい。
素粒子は未来にも行けるのだから、
人間はたぶん自分の未来をつまり運命を知っている。
ときどきそれを垣間見ているような気がする。
人生に迷ったとき、選択肢が複数あるとき選んだほうがいいのは、
できるだけ楽しいほうだと思う。
本音で自分が喜んでいるほうだと思う。
苦しく感じたり、ガマンが必要だったりすることは選ばないほうがいい。と思う。