このところ毎日お勉強している。
少なくても2時間くらい、日によっては気づけば5~6時間している。
あることをしようと思って勉強しているのだが、
ここに書くとしなければならないことに変わってしまい、
プレッシャーになりそうなので書かない。
私はプレッシャーに弱い。
努力して、あることをしようということは、
目標をもつということだと思うが、
こういうものをもつのは久しぶりだ。
目標を果たすために本を買って読み、大事なところにマーカーを引き、
覚えたい言葉は、その周りをマーカーでクルクル囲って浮き上がらせ、
さらに段落ごとの要旨を本の上の余白部分に鉛筆で書く。
わからないところは何度も何度もしつこく読み返すので、
だんだんとよれよれになっていく。
黄色やピンクや鉛色、そしてしわしわ。
毎日、こんな混乱状態のページを創作している。
もう中国に帰ってしまったが、東北大学の留学生だった35歳違いの友人がいる。
仕事仲間の友人の息子さんなのだが、週に一度会いに来てくれて、
近くの喫茶店でいつも2時間くらい話していた。
約3年間続いたのだが、彼は質問が上手で会話は楽しかった。
孫正義さんやスディーブ・ジョブス氏の名前がよく出ていた。
彼の憧れで大きな目標だったのかもしれない。
そんな彼が、
「幼い頃から毎日8時間以上勉強してました。今もです」と言っていた。
正直びっくりした。信じられなかった。
そんなに勉強したら脳みそがお豆腐になってしまうと思った。
でも、彼にはとても及ばないが毎日2時間以上勉強してきて、
すこし彼のことがわかるようになった。
興味があることで、分からなかったことが分かる、今まで知らなかったことを知る、
ということは嬉しくて楽しいのだ。
「あーーそういうことかー」「そうだったんだーー」と心で叫び、
周りに聞こえないように、ちいさな「ふぅー」をしたら、
理解しようとして硬くなっていた肩や首から緊張がいっしょに抜けていく。
ひとつの理解が、二つ三つと連鎖して、
関連する他の意味不明だったことが突然わかるようになったりする。
こういうとき、勉強は苦しいから快感に変わる。
きっと勉強好きな人はこの快感をなんども体験しているんだなと思った。
この快感が待っているなら、勉強は続けられる。
途中でコケないようにがんばろう(*´∀`*)