占星術

生まれた瞬間に空を見上げて、そのときに浮かんでいる星たち。

その星たちの中で12星座と太陽と月と8つの惑星の配置を、

図で表したものをホロスコープ(出生図)という。

物質はすべて固有の波動(電磁波)を放っていて、

ホロスコープに配置された星たちもそれを放っていて、

それは、波動の性質である波となってまたは粒子となって、

生まれたばかりのピュアな命に降り注ぎ、浸透していく。

そうやって、その人の性格や特徴や宿命などが決まってくるらしい。

 

昔から占いには興味があったのだが、深く勉強したいとは思わなかった。

あまり信じていなかったのだと思う。

でも20年くらい前に、ある占星術の先生に占ってもらったとき、
(この先生は、本を何冊も出していて、占いの料金はかなりお高めだった)

「55歳以降、あなたの中心となるキーワードが大きく変化します」と言われ、

そのキーワードから考えられる僕の人生の変化を説明してくれた。

正直を言えば、それを聞いたとき、これはハズレだなと思った。

でも、その変化はほんとうにきた。きてしまった。

最初は戸惑ったが、今は受け入れている。

もしかしてこっちのほうが自分らしいとさえ思うようになった。

 

こんな経験をして、占星術を勉強しようと思った。

今は三冊目の占星術の本を読んでいる。

この三冊目にはびっくりした。

僕の人生に実際に起こったこと、

そしてずっと思っていたことをかなり言い当てていた。

12星座別の説明文を読むときは、その星座生まれの人を思い浮かべて読んだのだが、

あの人はもしかしたらあのとき本当はこうしたかったのではないか、

本当はこんな自分になりたかったのではいか、などと考えたりした。

今日、また二冊の占星術の本を買った。

占星術は面白い。もっと知りたい。

いつか自分なりにまとめてみようと思う。